リーガルチェックとは?弁護士に依頼するメリットも併せて解説/株式会社パートナーズ(東京都豊島区、北区/練馬区、板橋区)

リーガルチェックとは?弁護士に依頼するメリットも併せて解説

契約書は、一見その内容に何の問題もないように見えても、法的に問題となり得る内容や、自社にとって不利益な内容が含まれている場合があります。

そこで、契約を締結した後にこれらに気が付き、不測の損害を被ることを避けるために行われるのが、リーガルチェックです。
このページでは、リーガルチェックとは何か、弁護士に依頼するメリットについてご説明いたします。

■リーガルチェックとは
リーガルチェックとは、主に契約書について、その内容が法的に有効であるか、トラブルに発展する危険のある内容が含まれていないか、不備・記載漏れがないか等を弁護士などが広範に確認することをいいます。

自社が作成した契約書以外の、受け取った契約書についても、自社に不利益な内容を見逃して契約を締結しないように、リーガルチェックを依頼することは重要です。

企業においては、契約書のひな型が準備されており、これを個別の契約に合わせて作成していくこともあります。しかし、民法など改正が頻繁に行われるため、ひな型があるからといって安心できるわけではありません。

■リーガルチェックを弁護士に依頼するメリット
リーガルチェックを弁護士に依頼するメリットは、以下の4点にあります。

①契約書の法的有効性を担保ができる
契約の内容が法律に違反しており無効となると、本来の目的が達成できず、不測の損害を被ることがあります。
弁護士は法律の専門家であり、弁護士のリーガルチェックを受けた契約書の内容については、高い有効性が担保されます。

②契約書を慎重にチェックし、自己に不利な内容を指摘してもらえる
自ら作成した契約書の中に知らず知らずのうちに不公正な内容や、自社に不利益な内容が含まれていることがあります。また、相手方から送られてきた契約書の内容に、これらの内容が含まれているにもかかわらず、見落として契約を締結してしまうおそれもあります。
弁護士のリーガルチェックを受けることで、自社に不利益となり得る内容の指摘を受けることができ、契約内容を慎重に検討することができます。

③目的達成のために必要な内容の記載を指摘してもらえる
目的達成のために必要な内容が記載されていないなど、契約書に不備があることがあります。
弁護士のリーガルチェックを受けることによって、必要な内容の記載を指摘してもらうことができ、目的に沿った契約書の作成をすることができます。

④契約内容のバランスを図ることができる
自ら作成した契約書には、自社に有利な内容ばかりが盛り込まれ、相手方に有利な内容が盛り込まれない傾向にあります。
契約は双方の合意によって成り立つので、自社ばかりが利益を受ける契約書を作成しても、契約が成立しません。
契約書には双方の利益のバランスが求められます。必ずしも自社にとって不利益となり得ない相手方に有利な内容を自社に不利益と考え込むこと、すなわち、互いの利益になるトレードオフはありそうもないと決め込む傾向(パイの大きさは変わらないという思い込み)や、自社にとって必ずしも必要ではない自社に有利な内容などもあります。
弁護士からこれらの指摘を受けることで、契約締結に向けられた、バランスの取れた契約書を作成することができます。

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